注文住宅の特徴まとめ

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最後に、注文住宅の特徴をまとめます。注文住宅には好きな土地に家を建てられるというメリットがありますが、希望の条件に合った土地を見つけること自体は簡単ではなく、見つかるまで時間がかかることもザラです。建て主の要望次第でどんな家も建てることができます。デザイン性の優れた家、趣味を反映した家、ペットと同居する家、楽器の練習を第一に考えた家など、個別の事情にこだわりたいのなら注文住宅がベストでしょう。

価格のことだけでいえば、建売住宅の方が圧倒的に経済的です。土地はまとめて仕入れて区画に区切って売りますので、土地代も安くなります。建物も複数棟をまとめて建築するため、色々な費用を節約できます。つまりスケールメリットを生かしたコストダウンが可能です。工期も注文住宅の半分ほど。設計者や現場の職人も建売になれている人を当てますので作業が早く進み単価も安く抑えられます。もちろんお金をかければ満足のいく家が実現できます。

注文住宅は完成するまで時間がかかります。最低でも1年近く、長いと2年近くかかることもあります。長い計画期間の中で何度も打ち合わせをし、決めていかなければならないのですが、注文住宅を建てる人は、プロジェクトメンバーの一員として、この手間のかかるプロセスを楽しんでいます。

誰に構想実現を依頼するか

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注文住宅成功のもう一つのポイントは、家づくりの構想をかなえるために、誰に家づくりを依頼するかです。構想がちゃんとしていても、誰が建築するのかによって、全く仕上がりが違う家になってしまう事だってあり得ます。そのため、家づくりの構想にあった依頼先を選ぶことが大事なのです。そしてその依頼先の特徴をしっかり理解していないと、全く違う方向に計画が進んでしまうことにもなりかねません。依頼先つまり専門家と依頼主との意思疎通、そして家づくりに携わる専門家同士の意思疎通がうまくいかないと、費用が余計にかかったり、おかしな内容になってしまいます

ここでいう依頼先とは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所など様々な種類があります。それぞれの会社の特徴、担当者の人柄、最近の経営状況、事務所の様子などを観察して、これから仕事をお願いして大丈夫な相手か、信頼できる相手かどうかを理解することが必要です。信頼関係がなければ、ちょっとしたすれ違いでも、お互いに疑心暗鬼になって、計画が破たんすることだってあり得るのです。専門家と良好な信頼関係さえあれば、多少のトラブルは乗り越えられます。これがより満足のいく家づくりを進める唯一の道なのです。

注文住宅は最初の構想が肝心

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注文住宅はただ家を建てるだけではないのです。建売と注文住宅では大きな違いがあります。注文住宅を建てるというのは人生の一大プロジェクトです。どんなプロジェクトに共通していえることなのですが、最初の構想をしっかり練ることが成功のカギです。そしてそれを誰に頼んで実現するか?この二つでほとんど勝負が決まってしまいます。

まずは注文住宅の構想を考えましょう。どんな家にしたいのか、家には何が必要なのか、どんな生活をしたいのか、つまりライフスタイルをどのように考えるかが大切です。ほとんどの方は、そんなに奇抜なデザインでなく、一般的な普通の家でいいと思うものです。しかし何が一般的なのか、施工する家の家族やライフスタイルによって違いが大きいものです。同じ家に住んでいても考え方はそれぞれバラバラだったりするものです。主人の想いをよそに、全く別のことを考えているかも知れません。だからまず構想を考えるときに、新居に対する夢や要望をきちんと話し合って、何を取り入れるか、何をあきらめるか、優先順位をちゃんと整理しておくことが大事です。

家を建てる前の構想がしっかりしていれば、その後の計画は円滑に進むものです。つぎはぎになったり、手戻りがあったり、無駄が出たりといったことを防ぐことができます。家族から要望がたくさん出て、予算オーバーになりそうになっても、優先順位が明確なら、最終的にはみんな納得してよい形でまとめられます。